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ジンガイのチャンニーに囲まれて働く話とその他色々 @hiroyuki_k

電話面接

今回は前回少しお話しした、電話面接についてです。

日本に面接官が少ない外資系企業では電話面接(最近ではビデオも使ったり)はごく普通にあります。

僕の場合は現職に入社する時が始めての電話面接だったので、正直ビビりまくりでしたが、

何回か経験するとコツというか勘所みたいなものがわかってきます。

 

下準備

電話面接なのでカンペ用意すればよくね?と思う人は結構いると思いますが、

個人的にはカンペがあまり役に立ったことはありません。

自己紹介的な文章のメモはいいかと思いますが、技術的なことはカンペを用意しても正直あたったことないです。

面接官も電話面接というシチュエーションを考慮 しているので、僕の経験上、調べてすぐ分かるような質問はしない傾向が強いと思います。

 

会話の切り出し(break the ice)

まずは普通に名前を言ってからご挨拶。

相手も大抵 How are you?的な感じで訊いてくると思いますので、適当に返しつつ、

時差があると思うので "It's 11 PM local time" 等と言ってもいいでしょう。

基本的には面接では圧迫面接は行われませんし、先方も

『緊張させると普段の実力が引き出せない』

と考えているのでカジュアルに進めるのを望んでいます。

 

質問や進行

程なくして志望動機や今までのキャリアについて質問されますが、

あまり長く喋りすぎる必要はありません。

5分以上も志望動機やキャリアについて一方的に喋ると悪印象だと聞いたことがあります。

なるべく簡潔にまとめておいて、面接官の質問を待ちましょう。

僕もそうですが、相手の質問は相手の喋り方や個々のリスニング力による所が多いので、

わからなかったら必ず聞き返しましょう。

それでも怪しい場合は"Do you mean XXX or ○○○?"と質問返しするのも個人的にはアリだと思います。

僕は結構これで切り抜けてきました。

面接官の質問が終わると大抵こちらに質問があるか訊いてくると思いますので、

事前にいくつか考えておいてください。

的を突いた質問は熱意として捉えられることが多いので、質問して問題はないはずです。

アメリカ人のカジュアルなマインドだからでしょうか、"What's your company's strength?"と訊いたら、

『給料がいい』『福利厚生がいい』と答える面接官もいましたw

 

以上が電話面接の大まかな流れになりますが、今のところ自分の経験はアメリカのIT企業ばかりなので、

もしかしたら国や企業風土によって少し違ってくるかもしれません。

自分は違ったよ、って方はコメント頂けると幸いです。