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ジンガイのチャンニーに囲まれて働く話とその他色々 @hiroyuki_k

外国人と働くということ

転職や出張その他で相当間が空きました。

※改めて書きますが、2月から新しい職場で働いてます。

今回はこの1月までのチームの話です。

僕のチームは日本人は自分しかおらず、後はヨーロッパ、アメリカ、中南米、アジア、とアフリカ以外は全て網羅しているバラエティ豊かなチームでした。

前職がただの日本の会社だった僕にとってはもちろん初めての経験だったのですが、

その中での話をいくつか。

不要な時間外労働は一切しない

残業代が出ないのも一因だったのですが、全員基本的に定時で仕事がなければ即帰る準備をし始めます。

上司も何もなければ『早く帰って!』と言ってくるので、僕も何もなければ早く帰るように心がけてました。

こう言うと物凄くいいイメージですが、深夜対応や休日対応も多かったため、仕事がない時は早く帰宅して備えてたわけです。

気の利いた仕事を期待しない

『一聞いて十を知る』とか『阿吽の呼吸』とか、日本人には割りと馴染み深い感覚、というか信頼関係ってありますが、それはあまり期待できませんでした。

日本人で仲が良くなってくると、『いつもの通りアレもやっといたよ』的な仕事を同僚がしてくれることもありますが、そういったものは期待しないほうがよかったです。

自分が頼んだ時も、(特に海外のチームの場合)いつまでたってもやってくれない場合も結構あるので、催促の仕方も頭を悩ませます。

じゃあどうやって信頼関係を作るか

こう言うとすごく信頼関係が作りづらいのかとも思われるかもしれませんが、そうでもないです。

感覚が少し日本人的なものと違うだけで、頑張れば割りと伝わることが多かったなと思ってます。

例えば、『○○のリストを作っておいて』と頼まれた場合、これだけじゃなくて、自分から違う角度からまとめたものを追記しておいたり、

間違いがあったら訂正しておいてあげたりと、日本の職場でも通用するような丁寧さは伝わります。

自分は海外のプロジェクトマネージャーと電話とメールだけで仕事することが結構ありましたが、

日本人的細かさを使ったドキュメント作成やメール作成は高評価をもらえてたと思います。

最近はグローバル化?の波で日本企業や日本人のワークスタイルがよく槍玉にあがりますが、

それらは悪い部分ばかりではないとよく思っています。

二月からの仕事でも引き続き同僚は外国人ばかりなので、また現職との比較も含めてこの辺りは書くつもりです。